

スタッフの木内です。
完全栄養食※の開発・販売を行うベースフード株式会社のテストキッチン兼オフィスをご紹介します。
※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。

物件は恵比寿駅から徒歩5分ほどの立地、設計会社を経営するオーナーが自社オフィスとしてリノベーションした元倉庫の一棟物件、存在感のある鉄骨の階段や梁が特徴的で古材を使用した壁との素材感のコントラストが印象的。
物件探しの条件はメインのオフィスから徒歩5分以内、普通のオフィスビルはNG、ベンチャー企業らしいクリエイティブな雰囲気の一棟ビルというもの。
今回の物件についてはかつて焼肉チェーン店を展開する企業のセントラルキッチンとして使われていたということで、ガス・電気・給排水といったインフラ関係についても自由度が高い点も評価されました。

テストキッチン兼オフィスという比較的特殊な用途ですが、スケルトンから作るのではなく、元々の内装を可能な限り活かして造作を行なっています。
1F部分をテストキッチンとするために床はフローリングから耐水性のある長尺シートへ。
一部壁面を防水パネルへ変更し、既存キッチンの仕様変更とガス工事及び給排水工事、各種厨房設備の設置を行いました。

ベースフード様ではメインの商品としてパンとパスタがありますが、こちらのテストキッチンはパスタの開発をおこなうため、2024年に既設のパン用の開発スペースに加え開設されました。
会社全体の40%ほどがR&D部門ということで、商品開発や技術開発に重点を置いている会社です。
日々既存ラインナップの改良と新製品の企画・開発が行われており、下記のような冷凍パスタも発売されています。

2Fは大きな一部屋を三つに分けて計4つのミーティングスペースを作っています。
社長を含めた全社員が自由な裁量で出社とリモートを選択できる勤務形態をとっているベースフード様ですが、既存のオフィスのみだと出社率が高い場合にミーティングスペースがいっぱいになってしまうという問題点がありました。
引き続き採用継続中のフェーズではありますが、今回のオフィス設置で今後数年間オフィスについては問題ないだろうとのことでした。

3Fは2つの部屋に分かれていましたが、壁を撤去して大きなスペースを確保してメインのワークスペースにしています。

広い屋上バルコニーもこの一棟物件の大きな魅力。
社員を集めたイベントを企画しており、R&D、マーケティング、コーポレートなどの様々な分野の職種が交流しながら働けるオフィスを目指しているとのことです。
私も定期購入者の一人として、目指すは「栄養のインフラ」という理念を応援していきたいです。
今後も現在の商品ラインナップの改良と新商品の開発に力を入れていくとのこと。
個人の定期購入も良いですが、企業においては福利厚生の一環として、会社にストックしておくのも良いかと思います。
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SOHOオフィスのファインディング、コンテンツ制作、リーシングを担当。
長野県生まれ。信州大学経済学部卒業後、リクルート、ベンチャーを経て当社へ。趣味は料理、テニス。フルマラソンはサブ4ランナー。不定期開催の社内パーティーでは料理長を務める一面も。

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