スタッフブログ

オフィス訪問:てとて企画様

Loading物件をブックマーク

こんにちは。スタッフの瀨川です。
今回はアパレル商品のOEMメーカーである、株式会社てとて企画様のオフィスに訪問させていただきました。

ご入居いただいているのは、変わりゆく代官山の街の中でも普遍的な存在感を誇る「ヒルサイドテラス」のオフィス区画。
この建物を設計したのは、東京体育館や幕張メッセの建築家である槇文彦氏。
不動産業界でも中々募集が出回らない希少な物件の一つで言わずと知れた名建築です。
募集当時の記事はこちら

元々渋谷に立つ有名なヴィンテージデザイナーズ「ビラ・モデルナ」にご入居されていましたが、事業拡大のため、代官山へと舞台を移しました。
内見時には、渋谷・青山一丁目・青葉台・中目黒と様々なエリアで物件をご案内させていただく中で、代官山へと移転することになった経緯は、
「渋谷と代官山では流れている時間が違うような感覚があり、ゆったりとしていて、凝縮して仕事に取り組める環境であることが自分たちには合っているように感じます」とお話してくださいました。
そんなゆったりとした空気を映し出すようなお部屋をご覧ください。
こちらはメインルームです。
室内は打ちっぱなしのスケルトン天井と白壁、モルタル床が成すデザイナーズ空間。よくSOHO東京をご覧いただいているお客様は、「そう、これこれ」と思っていただけるのではないでしょうか。”デザイナーズ” “クリエティビティ”の教科書のような空間が広がります。

元々靴屋のショールームとして使用されていた前テナントの居抜き募集であった本区画は、室内上部の壁面収納やピアノブラックのストレージ家具がそのまま残置された状態でした。
前テナントの退去時にオーナーは、「この高価な家具を撤去してしまうのはもったない、、」といい、そのまま次のテナントに引き継ぐ形の募集へ。

そして、てとて企画様の移転理由として、
「今のオフィスは、人よりも洋服のサンプルで溢れかえってしまい、もっと広く収納力のある場所に移転しなくては、、」とヒルサイドテラスへご案内し、、
待ってましたと言わんばかり、ヒルサイドテラスのこの収納力。
圧倒的な収納力を生かし切り、実績の商品や参考に購入した商品が見渡す限りに展示されておりますが、窮屈な印象はなくゆとりを持って構成されているところが、てとて企画様の空間の使い方の妙と物件との出会い、なのでしょうか。
玄関を入ると右手にキッチンがお出迎えしてくれるのが当物件のおもしろさです。
実は元々モルタルのキッチン造作は無く、こちらもまた前テナント様が造作したものとなります。
この圧倒的な存在感のキッチンが、スタッフさんの中で最後の決め手になったようです。
キッチンのあるオフィス空間ってなんだか素敵じゃありませんか?
仕事の合間にコーヒーを一杯淹れるだけでも画になります。
キッチンを中心に生まれるコミュニケーションはもちろん、空間のアクセントとしても大きな役割も持つように感じます。
こちらは蔦屋書店側の明るいワンルーム。Rを描いた大きな開口から光が差し込みます。
入居前の状態では、試着室の造作がありましたが、より広く空間を使用するためお客様側で撤去しました。
生かす場所を生かし、さらにアレンジを施せる余白こそ居抜き物件の魅力だと感じています。
様々な企業様のOEMを手掛けていらっしゃるため、あちこちに見覚えのあるロゴが。元々はサラリーマンとして紡績会社に勤めていた経験もある中で、個人事業主として独立し、現在は法人設立5年目となる代表の新藤さん。
起業のきっかけは、奥様からの一言で始まりました。

“理想の組織をつくりたいなら、自分がトップになるしかない”

サラリーマン時代に会社の愚痴を妻に話したとき、この言葉が起業のきっかけになりました。とお話をしてくださいました。
紡績会社での知識と経験を生かし、仕事の進め方や扱う品目、取引先も含め、自分たちで決めたいという思いが強く、「もしかしたらこれが一番かもしれません」と今の働き方に手応えを感じていらっしゃいました。
“長期的な目標についてはあえて考えないようにしています”

今後の展望についてお話しをしてくださった新藤さん。
起業をして一番印象的な事・嬉しかった事は、「作った商品を着ている人を見るのが好きだ。」と実直な言葉で話す姿に、10年後にこうありたいという壮大なビジョンよりも、目の前のことに誠実に向き合っていく姿勢に、芯の強さのようなものを感じます。

“大きな会社するのではなく、繋がりの強い組織・強い会社でありたいと思っています”

その言葉の強さの意味とは、単純な売上や人数の規模ではなく、人と人との繋がりの強さ、信頼できる仲間とお客様と、一緒に楽しく仕事ができること。
「てとて企画」という企業名の由来にも、生地作成から検品に至るまで人の手による工程が多く、
人と人とが手と手を取り合って成り立っていく仕事。であることが由来にもなっています。
“この箱に見合うような会社であれるように努力を続けたいと思える、この空間が自分たちを押し上げてくれている”

という言葉に感銘を受けました。

オフィスをご紹介することが私たちの仕事。言ってしまえば、ただの不動産屋かもしれません。
それでも、お客様にとって最も適した環境や、より良く働ける素敵な空間をご提案することで、少しでも挑戦や喜びのお手伝いができるのであれば不動産屋冥利に尽きます。

新藤様、お忙しい中、素敵な機会をいただきありがとうございました!

The following two tabs change content below.
SOHOオフィスのファインディング、コンテンツ制作、リーシングを担当。 神奈川生まれ。東京藝術大学では油画を専攻、絵画や漫画などの創作活動を行う。その後、建築業界でリノベーションのセールスを経て、トランスリアルに参画。

その他のスタッフブログ

Return Top