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オフィス訪問:Junkan 様

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スタッフの村山です。
2024年7月に建築と内装の設計業務を行うLLP「Junkan」様のオフィス移転のサポートをさせて頂きました。
最近じわじわと知名度を上げてきている人気の「代々木上原」ということもあり、問い合わせも非常に多い物件でした。
*募集時の記事はこちら
https://www.soho-tokyo.com/yoyogiuehara-office-259313

ご紹介させていただく「Junkan」様は「株式会社KAD一級建築士事務所」の片桐和也氏と「株式会社 Kakizoe Architects」の垣副正樹氏がタッグを組み立ち上げたデザインコミュニティ。
お二人とも海外で建築を学んだのち、隈研吾氏の設計事務所に従事し独立。互いに仕事をすることが増え、兼ねてから考えていた共同事務所を構える運びとなり、今回のオフィスをご紹介させていただきました。
それぞれ個人での仕事と共に「Junkan」としてもプロジェクトを進めており、住宅からホテル、オフィスやワインの貯蔵庫など幅広い領域で活躍されております。

「Junkan」
HP:https://www.junkan.co.jp/index.html
共同代表:片桐 和也*敬称略、垣副 正樹*敬称略

「株式会社株式会社KAD一級建築士事務所」
代表取締役:片桐 和也*略
HP:https://k-a-d.jp/profile/

「株式会社 Kakizoe Architects」
代表取締役:垣副 正樹*略
HP:https://www.kakizoearchitects.jp/

室内を入るとガラス張りの大窓からたっぷりの日光が差し込む明るい空間。
照明をつけなくともこの明るさです。
窓からは遠くに富士山もはっきり見え、お気に入りのロケーションとのこと。
設計事務所らしく「空間自体がブランディングを支える場所でありたい」というテーマに沿った物件をご紹介できたと感じております。模型やマテリアルが置かれた棚や先程の執務机、後述する打ち合わせスペースの机は全て自分達でデザイン。
こだわりとして次の移転なども見据えた時に新しい家具を新調するのではなく、今後も繰り返し使えるものにしたいという思いも。
骨組みは農業用の単管パイプを採用し程よいサイズ感に。
また、組み立てが簡単で次の移転時にもサイズを変えて使えるという点に着目したそう。
木材は片桐様の地元、長野で採取された木材をチョイス。神代タモ材という1000年以上前に倒木したものが水や火山灰、地中の中で腐敗せず炭化したロマン溢れる木材に一目惚れされたとのこと。まさに一点物の什器として空間にマッチしています。
こちらの打ち合わせエリアは来客やリモート会議などで重宝されているようです。
横にも小窓がついているので普段から明るい雰囲気。素材の良さが輝る空間機能的で美しく、品格を感じる場所に。
執務エリアと反対の窓からは新宿方面が一望でき、夜は夜景も楽しめる。
プレゼンの際、クライアントからは圧巻のビューに高い評価をいただけているとのこと。
今回の移転の最大のメリットは意思疎通がよりスムーズになり業務効率が上がったこと。
以前は毎回打ち合わせの際は事務所を往復していたが、無駄な時間を減らすことが可能になり、特にカタログやサンプルを同じ目線で見ることができる点は入居後に気づいた大きなメリットとのことです。

住宅からオフィスやホテルなど人が暮らす、働く、泊まる空間をグローバルな視点から空間をデザインするJunkan様。
実はお問い合わせ頂いた当日に本物件の募集が開始され、「これだ!!」と思い、すぐにご紹介させて頂き、契約に至りました。
私個人としても、とても印象に残っており、運命的な巡り合わせでなるべきして入居していただいたと言っても過言ではありません!
オーナー様も建築関係の方で内見の際はシンパシーを感じたのか、嬉しそうにお話していたことが強く印象に残っています。(笑)

今後、共通で目指しているのはインバウンドが加熱するホテル業界への参入。ゆくゆくは、自分たちの設計したホテルを形にしたいと語ってくださいました。
建築を通して改めて日本の良さを発信したいと考えたとき、ホスピタリティや「おもてなし」が際立つホテルに最注目しているそう。
海外経験のあるお二人だからこそ強みとインバウンドの追い風もあり、益々の発展が見込まれます。
片桐様、垣副様、お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました!

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SOHOオフィスのファインディング、コンテンツ制作、リーシングを担当。 新潟生まれ。大学卒業後、アイウェア企業に入社。店舗での店長経験などを経てトランスリアルに参画。

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