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オフィス訪問:NTKインターナショナル株式会社様

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スタッフの渡部です。
今回のオフィス訪問ブログは、航空機関係の備品並びに材料の輸入・販売を行なっている、NTKインターナショナル株式会社の代表取締役社長 濱邊 貴司様に事業内容、本社移転を行ったきっかけ、今後の取り組みについてなどを伺いました。
 
 
代表取締役社長 濱邊 貴司(※敬称略)
 
__貴社の事業内容を教えてください。
主に欧米に拠点を持つ防衛装備品サプライヤーの正規の輸入代理店として、航空宇宙防衛関連装備品、飛翔体関連部品、特殊高機能製品並びに複合材成型等の副資材、ケミカル等材料を輸入し、国内のお客様に販売を行う45年目の輸入商社です。
また、流量計製造と校正サービスでの世界最高水準を誇るBadger Meter Cox社のアジア代理店として、自社校正所において液体流量計の校正、及び流量計の販売も行っております。
 
__事業をするにあたって大切にしていることはありますか?
お客様ファーストです。
どの業界でも同じだと思いますが、お客様がいないと成り立たないと思っています。
ですので、お客様のニーズが何なのかをくみ取ることが1番大事だと思います。
 
__他社様と差別化を図っている事はありますか?
差別化になっているか分かりませんが当社は少数精鋭で業務を行なっている為、比較的風通しを良くして上下関係なく情報共有をすることを心掛けています。
それと自由度は高い方だと思います。
最低限の報・連・相さえしていれば、あとは現場担当者に裁量を持たせる所が違いなのかもしれません。
 
__大きくコロナの影響を受けた事はありますか?
コロナにより飛行機の数が激減しましたが、その他の2つの柱(防衛・宇宙)に更に注力しております。
防衛に関しては今そこにある危機を国民全体で感じる現状に残念ながらなっておりますが、美しい日本をこれからも守る責務の一端を我々担っていると自負しておりますし、宇宙関係では老舗企業様を含む色々なアイデアを持った新興企業様とも協力しながら今後益々盛り上がっていくと感じております。
コロナによって人の移動がなくなってしまった事でかなり大きな影響を受けておりますが、少し回復基調が見えつつあるので今後に期待したいところです。
 
__本社移転をおこなったきっかけはコロナが及ぼした一つの理由かもしれませんが、コロナがあってもなくてもご移転の意向はありましたか?
コロナが仮に無かったとしても、多少移転の意向は以前よりありました。
従業員の人数やビル自体の修繕や支払う費用等鑑みると総合的なバランスを考えた結果、ワンフロアの方が業務効率及び透明性の観点から良いのではという判断に至りました。
コロナによる影響もあり、コストを抑えつつ、業務スペースを有効に活用すべきと考えました。
ただ、本社移転についてはコロナの影響が大きな後押しとなり、テレワークやシフト制の導入などのきっかけにもなったことは間違いありません。
 
__コロナによって事業や経営に対して変わった事はありますか?
従前のビルでは、余剰スペースを100%有効活用できておらず、全体の把握ができずらい環境でしたが、移転したことにより造作はしたものの、誰が、どこで、何をしているか、余計なものが見える化できるようになり無駄をなくすことが出来ていると感じております。
__物件を探すにあたって重要視されたポイントはありますか?
アクセスの良さです。
弊社従業員は全員東京に住んでいるわけではないので、やはり東京駅を中心とした中央区がよろしいのではと考え、そこにプラスして、広さ・坪単価・家賃と総合的な判断で選びました。
あとは、新耐震か旧耐震か、築何年経っているのか、どういう種類の建物なのか(軽鉄骨なのかコンクリートなのか)などを素人ながらにチェックをしていました。
 
__今後の取り組みについて教えてください。
新しい場所に移転して従業員一同心機一転の心持ちですが、今後ビジネスを継続していく上で更に人数が増えたり物が増えたりした場合は、サテライトオフィスなども考えていこうと思っています。
ただ、コロナのような突発的な大きな事象を経験し、地震や天災もいつ起こるか誰も予想できないのでその辺りは不可抗力をどこかに含みながら外部環境をしっかり注視し判断したいと考えております。
 
__事業的にはどうですか?
残念ながらコロナの影響で本来予定しておりましたものがマイナスになったのでそこをいかに補填するかが最優先課題です。我々のビジネスはまだまだ伸ばせるところがあると思っているのでそこを重点的に、異業種や他のビジネス参入に関してはその次の段階と考えております。
 
◎オフィス内を拝見させていただきましたので一部ご紹介いたします。
エントランスからすぐが大会議室になっておりました。
とても広々としており、お洒落な壁紙に温かみのある床で落ち着きのある上品な印象を受けました。
奥が執務室になります。
機密情報が多いとのことで少し遠くからの撮影になりましたが、20名程でゆったりと使用されておりました。
そのほか業務スペースのすぐ横には商談スペースが設けられていました。
ちょっと打ち合わせをしたいという時などにもご利用いただけるスペースとなっておりました。
メインルームとは別に執務スペースも確保されておりました。
業務内容によって空間を分けつつもすぐに情報提供ができる最適な環境だと感じます。
今回一つの空間を造作して創りあげたとのことですが、無駄なスペースなどがなく空間を最大限に活用されていました。
 
 
長い歴史の元、常にグローバルな視野とネットワークで産業社会へ先進の技術と製品を提供し続けていらっしゃるNTKインターナショナル様。
外部環境は劇的に変化しており、それに伴い、事業ポートフォリオの割合も変化しているそうです。
既存ビジネスの中でも特定の分野に対し、今までよりも多くの時間や人員を費やし、更なる深掘りを行うと同時に、今まで進出していなかった国との新規ビジネス開拓を行なっている最中とのことでした。
今後の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
社長の濱邊様、お忙しい中ご対応いただき誠にありがとうございました!
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SOHOオフィスのファインディング、コンテンツ制作を担当。 長崎県生まれ。上京後、クレジット会社等を経てトランスリアルに参画。趣味は、バスケットボールと音楽。

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