◎今回はレンタルスタジオ事業を始めたご経緯、物件を探すにあたって重要視していたポイント、内装のこだわりポイントについてお話いただきます。

 

事業内容：企業の広報・PR活動に関する企画・立案及びコンサルティング・インテリア/デザイン雑貨に関する企画立案及びプロデュース業・プロモーションに関する企画立案及び、コンサルティング

コロナ禍で働き方や商売の仕組みが変わりました。

リアルなイベントというものが少なくなりオンラインで行うことが増えてきました。

動画配信の重要性がとても高まってきている中で、動画制作を行う会社は多くありますが、PR戦略を考えてプロモーションをトータル的に提供できる会社はまだまだ少ないと感じています。

もちろん本格的な動画撮影を行なっているところはとても多いと思います。

ですが企業のプロモーションをサポートする会社となると、予算があれば広告代理店に全てお願いするケースもありますが、HPはHPの制作会社、動画は動画制作の会社、PRはPR会社へとそれぞれ依頼することも多く、一貫したプロモーション試作を指示するのはなかなか大変かと思います。

予算がない中でどのように頼んでいいかがわからないといったときの解決策として、スタジオを準備し制作から情報発信まで一貫して行い企業のコミュニケーションを円滑に行えるようにしようと思ったことがきっかけです。

初めは天井が高いところを探していたので工場跡地や倉庫の跡地を重視して見てきました。

しかし、そういったところはやはり日当たりが良くないのです。

最初にこちらの物件を見た時にとても日当たりが良くて建物を遮るものが何もなく、天井はそんなに高くはなかったが、それに替えて神楽坂でこの日当たりの良さはなかなかないなと思いました。

あとは神楽坂にしては賃料がリーズナブル。

それにプラスしてアクセスですね。

神楽坂という地域・駅からのアクセスの良さ。こちらも決め手となりました。

今まで探していた物件は倉庫などでしたので、はずれの方とか駅から遠かったりとか。

あとは、マンションで完成している物件なども沢山見ましたがそういったところはどうしてもはずれの方なんです。

僻地というか駅からとても遠かったりとか。内装代はかからずコストは抑えられてもアクセスが良くないのはどうなのかな。。。

 

デザイナーさんと話をするにあたって、安っぽいスタジオではなく雰囲気重視の場所をつくろうと思いました。

北欧系の家具屋さんとのお付き合いがあり、ファミリー感のある北欧ではなく日本スタイルにも合う高級感のある北欧の空間を造ろうと思い、

ナチュラルだけど落ち着きがあって高級感のあるスペースを意識して造り上げました。

床は合板であるものの、表面の木が普通のフローリングより少し厚めかつ幅が大きめになっているそうです。

フローリング次第で空間の雰囲気がすごく変わってしまうため、床は大事なこだわりポイントだとおっしゃっていました。

温かみとモダンな雰囲気が漂っていますね。

ハウススタジオでは真っ白な空間かモダンでも無骨な空間が多かったりするそうです。

思い返すと北欧っぽさがあるハウススタジオはなかなか見かけませんね。

 

また、仕切用のカーテンレールを全ての空間にくっつけることで、用途によってお部屋の一部を隠す事ができるといった一工夫があり、なかなか思いつかないアイディアでした。

雑誌社さんがアパレルのシューティングカットを撮れるように高級感のあるカーテンを採用したりとこだわりが沢山詰まった素敵な空間となっています。

こちらはパウダールーム。

Simple is Best の空間で無駄なものは何もなく高級感が漂っていますね。

こちらはミーティングや対談スペース・インスタライブやYouTube撮影を行えるスペースになっています。

また、ちょっとしたショースペースとしても活用いただけるそうです。

カーテンを開けることによってまた違ったニュアンスが味わえます。

PR・撮影スペースの提供・ホームページ作成と一貫して事業を行なっているCasokdo様。