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オフィス訪問:Nomad TOKYO合同会社

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スタッフの木内です。
 
サンタモニカ・ニューヨーク・ロンドンで映像編集のポストプロダクション業務を行なっているNomad Editing Co.の東京オフィス・スタジオの新設をお手伝いさせて頂きました。
Nomadは、1996年に米国カリフォルニア州ロサンゼルスでスタートした映像編集会社です。
現在、 サンタモニカ、 ニューヨーク、 ロンドン、 そして新拠点である東京の4都市にオフィスがあります。
 
映像編集の経験豊富なエディターやVFXアーティストが在籍し、グローバルブランドのTV CMやWEB動画を多数手掛けています。 
それではオフィス・スタジオの様子をご紹介致します。
オフィスは2フロアで約65坪という広さ。
オフィス部分とラウンジスペース、3つのエディットベイ(編集スタジオ)で構成されています。
海外拠点のオフィス・スタジオと雰囲気を統一させるためにデザインと家具や什器に関しては細かな部分までこだわっており、妥協を許していません。
2018年10月より東京の拠点として営業をスタート、取材当日もアメリカの本社からスタッフが来社して作業をしていました。
こちらのラウンジスペースはビールやソフトドリンクを用意しており、リラックスした雰囲気でコミュニケーションを取ることができます。
ドリンクカウンターは壁一面を鏡張りにする事で適度な奥行きを演出しています。
冷蔵庫は既存色のホワイトからグレーに再塗装する事で家電感を無くし、雰囲気よくまとめています。
ここからは3つのエディットベイをご紹介していきます。
こちらはベイ1、手前に作業テーブルがあり完成した映像を奥のモニターを囲んでチェックします。
それぞれのエディットベイのレイアウトは基本に同じ様な構成になっています。
スタジオ内にはオンライン編集・オフライン編集・音響製作などに用いる専用機材が並んでいます。
こちらはベイ2、ちょうどスタッフの方が編集中でした。
色調のチェック等を行うので編集中は照明を落とし、自然光が入らない状態で作業を行います。
こちらはベイ3、全てのエディットベイにはサンタモニカ・ニューヨーク・ロンドン・東京の各拠点の時刻を示す時計がディスプレイされています。
編集作業に使用する情報量は膨大です、オフィスの一角には専用のサーバールームを造作しました。
機材が熱でダウンしないようにエアコンも設置しています。
Nomad TOKYO代表のおふたり(藤澤佳範・緑川正人)※敬称略
 
最初のお問い合わせからご契約まで約半年という時間がかかり、お客様にとっても私にとっても一大プロジェクトでした。
数度のミーティングを経てご提案する物件の方向性を確かめ、本国の取締役を交えて内見、日本法人設立というタイミングもありお時間は頂きました。
天井が高く、素材感を感じることができるこちらのリノベーション物件にはラフにコミュニケーションが取れる雰囲気があります。
しかし一方では緻密な設計・デザインの元で非常に合理的な空間が作られています。
空間デザイナー・施工業者・専門機材業者との細部まで共有したミーティングにも参加させて頂きましたが、とても良い勉強をさせていただいたと思っています。
 
 
公式プレスリリースはこちらからご確認出来ます。
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SOHOオフィスのファインディング、コンテンツ制作、リーシングを担当。 長野県生まれ。信州大学経済学部卒業後、リクルート、ベンチャーを経て当社へ。趣味は料理、テニス。フルマラソンはサブ4ランナー。不定期開催の社内パーティーでは料理長を務める一面も。

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