渋谷区

【募集終了】原宿、円熟と終焉の狭間を味わうリノベーションSOHO

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原宿の代表的なヴィンテージマンション「villa bianca」、そのフルリノベーションされた室内を引き継ぐ。原状回復の不要な賃貸物件。

原宿駅・明治神宮前駅から約徒歩10分。
明治通り沿いを進んでいくと現れる、ガラスの箱を組み合わせたような外観のヴィンテージマンションがあるのをご存知だろう。
近く建て替え計画が持ち上がっており、数年間の使用の後は取り壊しの可能性のある物件だ。
1964年の東京オリンピック開催の年に誕生し、アメリカの「LIFE」誌にも紹介されたオリンピックベイビーも今年で51歳となる。
2020年のオリンピックへ向けて変化し続ける東京のある意味象徴とも言える物件、その魅力をご紹介したいと思う。
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規則的に、交互に積み上げられたガラスの箱をイメージさせる外観。
戦後オリンピック前夜の東京には都心居住型の集合住宅の前例は殆どなかったという。
設計は堀田英二氏、時代の先駆けとなった作品はその造りも良く、住民にも大事に使用されており、現在賃貸市場においても一定の人気を誇る物件だ。
今回のお部屋は前入居者がフルリノベーションしたお部屋になる。
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室内は床が無垢フローリングを使用しナチュラルな質感、天井は既存天井を撤去して躯体現しにしてラフな質感になっている。
ヴィンテージマンションならではの大きな窓は開放感を与えてくれるだけでなく、実際にまるまると開く事に驚いた。
開口部も広く、光と風が抜ける空間、所々のブラックの家具が空間を引き締めてくれている。
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ワンルームタイプの室内は約20帖、64㎡の広さ。
ワークスペースとしては6人程度であれば十分な広さと言える。
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コンクリート剥き出しの躯体部分も驚くことに木目調の模様がつけられており、ラフなリノベーションの中にも上質な雰囲気が漂う。
コンセントなどのスイッチひとつを取ってもこだわりを感じられることだろう。
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キッチン部分は黒の造作棚でうまく隠しつつ、同時にその存在を生かしたデザイン。
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黒で統一されたキッチンは非常にクールな印象。
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バルコニーは明治通り沿いに面しており抜け感を楽しむことができる。
広さも十分にあるので緑の植物をおいてみても良いだろう。
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トイレはリノベーション時に新品のものに取り替えられている。
特筆すべきはこのバスルーム、本当に「猫足」を模しており遊び心が感じられる。
可愛らしいデザインに思わずほっこりした気分になってしまった。
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さらに屋上が利用でき、事由に出入りできるようになっている。
眺望は抜けており、気分転換にはぴったりだと思う。
ちょうど神宮前の花火も見る事ができる抜群のロケーションだ。
2年ごとの定期借家契約(更新可能・更新料なし)という契約形態となる、築50年以上ということもあり、度々話が上がる建て替え計画の進捗状況を考慮している。
契約書上制約はあるものの、この空間を楽しめるのであれば十分に検討の余地はあるだろう。
似たタイプの物件は少ないので、この条件が問題なければ是非ともご覧いただきたい物件だ。
※写真は前回募集時のものです、現状黒い造作棚はなくなっています。

 

管理番号:S18817
賃料:
管理費:
住所:渋谷区神宮前2
広さ:64.06㎡
アクセス:副都心線・千代田線「明治神宮前駅」徒歩8分、山手線「原宿駅」徒歩10分
構造規模:RC造8階地下2階建 3階部分
築年:1964年
敷金・保証金:
礼金:
備考:定期借家契約2年(再契約可能・再契約料なし)、火災保険加入必須、保証会社利用可能
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SOHOオフィスのファインディング、コンテンツ制作、リーシングを担当。 長野県生まれ。信州大学経済学部卒業後、リクルート、ベンチャーを経て当社へ。趣味は料理、テニス。フルマラソンはサブ4ランナー。不定期開催の社内パーティーでは料理長を務める一面も。
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